「メタボリック症候群」ってなに?
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◆質問
このごろよく新聞などで見かける言葉にメタボリック症候群というのがあり、中性脂肪や血糖などの臨床検査値が重要とありますが、どのように重要なのでしょう? |
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◇答え
「メタボリック症候群」とは、内臓に脂肪がたまった状態を言います。内臓に脂肪がたまると動脈硬化が進みます。動脈硬化が進むと、脳こうそくや心筋梗塞を起こしやすくするもととなります。下にあげる基準を満たすと、メタボリック症候群と診断されますが、ここで中性脂肪、HDLコレステロール、血糖の値が重要となります。 |
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◆質問
「メタボリック症候群」と診断されたらどうすればよいのでしょうか? |
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◇答え
まず、生活習慣を見直してください。食べ過ぎ、飲み過ぎに注意し、歩行などの運動を積極的に励行することでかなり改善が見られることでしょう。それでも、改善しないときは、医師を訪れてください。 |
◆メタボリックシンドロームの診断基準
@ ウエスト 男性85cm以上 女性90cm以上
A 中性脂肪 150mg/dl以上 かつ/またはHDLコレステロール 40mg/dl未満
B 血圧収縮期 130mHg以上 かつ/または拡張期 85mHg以上
C 空腹時血糖値 110mg/dl以上
@ に加えてABCのうち 2項目以上があるとメタボリックシンドロームと診断される。
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